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チリ,アタカマ出張時の持ち物メモ

チリ出張に行ったときに持っていって役立ったもの,持っていったほうがよかったなあと思ったものをまとめます.今回のチリ遠征は 5 月から 6 月にかけての冬だったということ,加えて,今回泊まったのはホテルではなく民家を改造して作った通称セキトールと呼ばれる施設だったということを踏まえて読んでいただけるといいかと思います.状況がよくわからない!という人は,これ以前に書いたアタカマ出張に関する記事を読んでいただけると参考になるかもしれません.


ではさっそく.生活編衣類編その他編の 3 つに分けて紹介します.

生活編

普段生活していて必要だなあと感じたものについてまとめていきます.

日焼け止め

出張当時チリは冬だったわけですが,ただでさえ太陽に近いのに連日連夜雲ひとつない晴天なのでかなりの量の紫外線が襲い掛かってきます.季節によっては人体に影響があるくらいの紫外線が降ってくる可能性もあるので(街中に紫外線メーターがあった)日焼け止めクリームは持っていったほうがいいでしょう.

サングラス

上に同じく紫外線対策に必要です.そして眩しさ対策でもあります.特に山頂までの運転をする場合はこれがないとやっていられませんのでご注意を.サングラスをしていてもかなり眩しかったです.

保湿クリーム・リップスティック

やはりアタカマ「砂漠」の名前の通りものすごく乾燥します.洗濯をすると部屋干しなのに半日で乾くレベルです.当然お肌からもがんがん水分が逃げていきます.ちゃんと保湿対策をしましょう.気を抜くとくちびるが悲惨なことになります...

コンセントプラグ

チリはヨーロッパタイプ( C 型)の 3 相 220V だったと思います.もし,今もっていなければとりあえず買っておくことをおすすめします.他の国に行く予定がなければ安物で十分です.日本と電圧が違うのが面倒ですが,ノートパソコンやデジカメの AC アダプタは大抵 240V まで対応しているので問題ないです.その他の電子機器の充電はパソコンから USB を利用するのが楽でいいと思います.

日章工業 変換プラグセット(Cタイプ2ヶ入り) L-03

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水筒

アタカマは湿度が低いので喉が渇く!というのもあるのですが,山頂で高山病にならないために水分補給を頻繁に行う必要があります.空にしたペットボトルを水筒代わりにしてもいいのですが,ちゃんとしたものを持って行くと山頂で暖かいコーヒーが飲めたりするのでぜひ持って行くとよいです.

使い捨てカイロ

砂漠なので夜はひたすら冷えます.日中 20 ℃近くあった暖かい日でも日が暮れると気温がぐぐっと下がってきます.山頂にいたらなおさらです.防寒対策として持っていったほうがいいです.特に,くつの中に入れるカイロは持っていけばよかったなあと切に感じました.

アルコール消毒ジェル

食中毒対策です.特に,街に食べに行く場合はぜひ携帯したほうがいいと思います.食事前にお手ふきなんて出てきません.アタカマ出張はかなり絞られた人数のもとで行うので,もし 2 人食中毒が出たら計画はほぼストップすると考えたほうがいいです.自分を守るために,そして計画をストップさせないためにも健康には気をつけましょう.

アルコールウェットティッシュ

消毒ジェルと同じく食中毒対策です.特に山頂で役に立ちました.手を拭いたり,コップや食器をぬぐったりといった使い方ができるので消毒ジェルよりも活躍できます.山頂には水道がないのでトイレのあとに手を拭くためには彼に頼らざるをえなかったです.

衣類編

身につけるものについてまとめてみました.

防寒具全般

基本的に防寒具は「下に着込む」というスタンスでそろえたほうがいいと思います.山頂ではつねに酸素ボンベを携帯することになるので,あんまりもこもこしていると不便です.そんなわけで,下はパンツ・ズボン下・ズボン(スウェット)・ウィンドブレーカー,上は半そでTシャツ,長袖Tシャツ,フリース,ダウンジャケット,ウィンドブレーカーの順に着込みました.くつしたは通常のものに加えて上からウールで厚手のくつした(登山用)を重ね履きしました.これでも寒かったです.

くつ(登山用)

自分はシーズンが終わっていたと言うこともあって防寒靴ではなく,わりとごつい感じではあるんですが普通の登山靴を購入しました.しかし,残念ながらほとんど無力だったと思います.自分は足先が冷えやすいなと思う人は防寒靴を購入するかくつの中に入れるカイロを購入することを検討したほうがいいかと思います.

フリース

軽くて保温力があるので防寒具としてはとても活躍してくれます.残念ながらシーズンオフだったので,今回は登山用品ショップの奥に眠っているものを購入しました.重ね着することを考えてあまりもこもこしたものではなく薄手のものを買うのがいいと思います.

ダウンジャケット

山頂に限らず,夜になると部屋の中でもだいぶ寒かったのでダウンを着て過ごしていました.ダウンとは言っても,重ね着することを考えてあまりもこもこしたものではなく薄手のものを買うのがいいと思います.

ウィンドブレーカー・レインジャケット

防寒具として一番上に着たものです.フリース・ダウンジャケットを薄手のものでそろえておくとウィンドブレーカーもさほど大きなサイズにしなくて済みます.ちなみに自分が着ていたのは S サイズです.山頂はかなり風が強く吹くので風除けのあるなしはかなり大きいです.

てぶくろ

外で作業をするときはこれがないと指が動かなくなります.必須です.最悪軍手ですが,できればニットやフリースの手袋,欲を言えば風を通さない素材のものがいいと思います.ただし,登山用品の手袋はほとんどごつすぎて作業をするにはむいていないです.ひとまわり大きめの皮手袋をフリースの手袋の上に重ねてつけるのがいいんじゃないかと思います.結構ダメージを受けるので安物で揃えるのがよいです.

ぼうし(ニット帽・毛糸のぼうし)

日差し対策ではなく防寒具としてのぼうしです.自分はニット帽を持っていきました.しょぼいニット帽だったので少し心配だったのですが,特に問題はありませんでした.大切なのは耳が隠れることです.耳を覆うことのできる防止なら猟師さんがかぶっている帽子でも何でもいいと思います.ちなみに現地でかわいい毛糸の帽子が売っていますので忘れたらそこで買いましょう.

マスク

本来は衛生面の対策で持っていったのですがどちらかというと防寒・防塵対策で役立ちました.やはり顔面に風が当たるのと当たらないのでは感じる温度には雲泥の差があります.スキーやスノーボード用の防寒マスクを用意できればなおのことよいと思います.

その他編

USB メモリ

普段から常備している人も多いので自然と荷物には入っているかもしれませんが,いちおう.山頂では気圧が通常の半分になるためハードディスクが使えません.自分のパソコンが SSD 搭載でなければ山頂での作業は備え付けの端末か共用のノートパソコンを使うことになります.必要なデータだけ USB メモリに移して持ち運ぶのがいいでしょう. ちょっとしたデータなら 4GB もあれば十分だと思います.

カメラ

作業ログを残すという意味でも,日本とはかけ離れたアタカマの景色を撮影するという意味でもぜひ写真を撮ってきましょう.ただし,アタカマ(特に山頂)はかなり苛酷な環境なのでカメラが壊れても泣かないことが大切です*1

食料(※セキトール利用を仮定)

山麓施設ができるまではセキトールを利用することになると思います.そのため,食事は基本的に自炊がベースになります.また,ことによると山麓施設ができても食事は自炊がメインになるかもしれません.現地で買うことができる食料は限られているので(肉,野菜少々)日本からある程度の食料持ってきたほうがよいです.特におかず系(「麻婆豆腐の素」や「混ぜご飯の具」など)の食品はレパートリーを広げるのにとても役立つのでちょっと大目かなと思うくらい持っていったほうがいいです.

電子辞書

当然スペイン語が使えるものです.サンチャゴ空港はともかく,アタカマまで行ってしまったら英語はほとんど使えないと考えたほうがよいです.たまに話せる人はいますが,スーパーの店員などはまず話せません.ジェスチャーで解決できないことも多々あるので,グループで 1 つ電子辞書を持ち歩くことをオススメします.

暇つぶし道具

とても大切です.アタカマに到着するまでにはほぼ 2 日かかります.まず飛行機で 12 時間ほど,空港で 8 時間待ち,飛行機で 10 時間ほど,空港で 8 時間待ち,そして飛行機で 4 時間ほど飛んでようやく最寄の空港であるカラマに到着します.合計 42 時間.空港での待ち時間が結構つらいので読書なり携帯ゲームなり長時間飽きずに時間が潰せるものを持っていきましょう.


以上,簡単なまとめでした.思いついたら追記などするかもしれません.

*1:今回, Mthr さんの一眼レフが帰らぬ人となりました.