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どせいたんさき。

ナスダヨー

今日のAPOD


望遠鏡によって拡大表示されたこの画像は,特徴的な擬似カラーによって描かれており,そのおかげで普通では見ることができないかすかな放射星雲 (emission nebula) である IC 410 の姿を浮かび上がらせている.この画像の中央左上付近には特に目を引くガスとダストのたまり場も 2 つ含まれている.これらは IC 410 のおたまじゃくし (tadpole) である.この画像は広帯域フィルタ (broad band) と狭帯域フィルタ (narrow band) で撮影された写真を合成することによって作られている.狭帯域フィルタで撮影された画像は星雲における原子の分布を表している. 硫黄原子 (sulfer) からの光は赤に,水素原子 (hydrogen) からの光は緑に,酸素原子 (oxygen) からの光は青に色づけられている.星雲自体は星間ガスにエネルギーを与えている若い星団 NGC 1893 を囲んでいるように分布しており,前景にダストが存在している部分だけ暗く見えている.おたまじゃくしたちは,密度が高く温度の低いガスとダストから形成されており,およそ 10 光年ほどの大きさを持っている.もしかしたら星形成が現在進行している場所なのかもしれない.星団の星からの星風と輻射圧によって削られるために,おたまじゃくしのしっぽは星団の中心とは反対側に伸びている. IC 410 はぎょしゃ座 (Auriga) の方角におよそ 1 万 2000 光年ほど離れた位置に存在している.

  • This telescopic close-up shows off the otherwise faint emission nebula IC 410 in striking false-colors. It also features two remarkable inhabitants of the cosmic pond of gas and dust above and left of center, the tadpoles of IC 410. The picture is a composite of images taken through both broad and narrow band filters. The narrow band data traces atoms in the nebula, with emission from sulfur atoms in red, hydrogen atoms in green, and oxygen in blue. Partly obscured by foreground dust, the nebula itself surrounds NGC 1893, a young galactic cluster of stars that energizes the glowing gas. Composed of denser cooler gas and dust the tadpoles are around 10 light-years long, potentially sites of ongoing star formation. Sculpted by wind and radiation from the cluster stars, their tails trail away from the cluster's central region. IC 410 lies some 12,000 light-years away, toward the constellation Auriga.

(画像はリンク先を参照)